1. はじめての革メンテナンス03

鞄を台無しにしてしまう原因に「型崩れ」や「カビ」があります。
革製品を使う上で意外と知られていないのが、正しい保管の仕方。
今回は永く使ってゆくために、ぜひ覚えておいて欲しい保管方法をご紹介します。

まずは保管する前に、ブラシを使って汚れをささっと落とします。
もし時間があれば、綿の布で乾拭きもおすすめですよ。

次に型崩れ防止のため、鞄の中に柔らかい布やまるめた紙などを入れましょう。
中でも新聞紙は適度に湿気を吸い、そしてインクの匂いによって虫よけ効果もあります。
ただしインクが内装に写ってしまう心配があるため、いらなくなったタオルなど、布でくるんでから入れてくださいね。

保管する時はほこりや傷を避けるため、製品が包まれていた不織布の袋に入れた方が、鞄をきれいに保てます。

ビニール袋などは通気性が悪く、そして石油化学製品は塗料や塗膜などに反応し、変質・癒着の原因になってしまうため、使用しないようにしましょう。

置き方は「型崩れ」が起きないよう縦置きに。
(※写真はわかりやすいように袋に入れていませんが、ぜひ不織布の袋に入れてから保管をしてくださいね)
また置く場所は革の日焼けと劣化につながる直射日光の当たらない場所。
そしてカビなど生えないよう通気性の良い場所を選んでください。

どこに置いたとしても、革が良い状態を保てているかどうか、定期的に確認をしてくださいね。

保管する際に気を付けたいのが「防虫剤」や「乾燥剤」。
「防虫剤」は革に直接触れたままにすると革が変質を起こしてしまいます。そのため同じ袋に入れるなどはしないようにしましょう。

また「乾燥剤」の中でもゼリー状になるものは、万が一革に触れた際革が硬化するので注意が必要です。
できれば革製品を保管している時は、使用しないことをおすすめします。


永く付き合うほど、味わい深まる革製品。
日々使った方が、くったりあなたに馴染んでゆきます。
けれども時々は、ぜひ革にも休息を。

そして長期間保管する際は、また良い状態で使えるように上記の保管方法をぜひ試してみてください。
思い出して取り出した時に理想の状態であれば、愛着もひとしお、お出掛けもより一層のこと楽しくなると思います。




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