1. ファーストスプーンができるまで
ファーストスプーンが出来るまで

「離乳食という大変な時間が、少しでも楽しくなれば」――そんな想いから生まれた、木工工房・ラボラトリーさんが作る離乳食用食器「ファーストスプーン」。2009年、ラボラトリー主宰・田中さんから素敵なお誘いを頂き、「ファーストスプーンGift set」というコラボ商品が出来上がりました。本日の特集は、そんな「ファーストスプーン」の製作過程をご紹介します。

木を選ぶ

「木を扱うことは、料理と同じで生き物の命をいただくことと同じ。“いただきます”という気持ちを忘れずに製材します」という田中さんのものづくりは、木を手に入れるため自ら山に向かい、じっくりと見て仕入れを行うところから始まります。そうして選ばれた原木は、ノコギリなどによって角材・板材などに加工されます。

形成する

歪みのない小さな直方体、それがこのスプーンのはじまりの形です。ここから出来上がりまでの田中さんの迷いのない作業工程を間近で見ていると、「はじめから中にスプーンが入っていたのでは?」そんな気持ちにさえさせられます。

形成する

塗装する

塗装のため、スプーンを”荏胡麻(えごま)”油に漬け込みます。この油は、赤ちゃんに摂取させることもあるというほど体に良いもの。“100%天然素材で口に含んでも安心”なことは、このスプーンを作った当時、離乳食がはじまったばかりのお子さまがいた田中さんにとっても、とても大切なことでした。

名前を入れる

最後は、スプーンに赤ちゃんの名前を書き入れる作業。インクをのせるのではなく、電気のペンで焼きこむため、消すことができません。機械ではなく、田中さんの手でひと文字ひと文字書かれる名前は、とてもあたたかみのある雰囲気で、よりいっそう赤ちゃんへの優しさが感じられるスプーンへと仕上がります。

優しい想いもぎゅっと込めて、皆さまのもとへお届けします。

このスプーン誕生のきっかけは、田中家の第一子・壱之介くん。“お食い初め”をするために、小さかった壱之介くんの口を見ながら作ったものだからこそ、この大きさ、この形が生まれたのだそうです。このスプーンを手にしてくださったご家族、そして赤ちゃんにとって、初めての食事がより楽しい思い出となりますように……そんな田中さんのメッセージも込めて、皆さまの元へ大切にお届けいたします。

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