1. 革のなるほど。 vol.9〜10


革のなるほど。

知ると誰かに話したくなるような、
革などにまつわるエピソードやまめ知識をご紹介します。

革
革

乳牛といえば、白黒模様でお馴染みのホルスタイン。そのホルスタインも、特にオスはしばしば原皮として利用されています。そこでちょっぴり気になるのは、あの白黒模様の下。実は体毛の模様と同じで、地肌も白黒なのです。

ところが、鞣しの工程では体毛や脂肪を取り除くために原皮を石灰に浸けるので、その際に色が抜けてしまい、ホルスタインの革は他の革と同じ色になってしまいます。ちなみに、ホルスタインと同じ白黒模様のパンダやシマウマの地肌は、無地で黒に近いグレー。またキリンやトラなどの黄色っぽい模様の毛が生えている動物も、地肌は無地の肌色になっているのだそうです。

革
革

ある超有名ブランドが服や靴に使って話題になった革があります。それが、「イールスキン(eel skin:ウナギ革)」です。一枚一枚が短冊状なので何十枚もパッチワークして使いますが、強度は牛革の4倍。とても美しい色に染まり、劣化も少ないという優れた素材です。

但し、この革は蒲焼にするあのウナギの革ではありません。魚より原始的な「無顎類」に属する、「ヌタウナギ」という生物の革です。名前の由来は、身体中からヌタヌタした粘液を出すため。英語名もずばり「スライム・イール」です。主産地の韓国では革とともに食材としても人気が高く、コチュジャンで炒めると美味だそうです。

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