1. Plain-nume 楽しみ方研究会 <前編>

真っ白の紙のような、“素のままの革”で仕立てた
新シリーズの「プレーンヌメ」。
手元に届いて、箱を開けた瞬間から自分だけの色に染まっていくアイテムを、
とことん楽しみたい土屋鞄スタッフが集まりました。

今回お届けする<前編>では、
「プレーンヌメレザー」と「使い始め方」について、
3人が自由に語り合います。
それぞれのアイテムは、一体どのような味わいへと変化するのでしょうか。

「プレーンヌメ」研究会メンバー

今回、全員揃っての顔合わせは初めてというスタッフ3人。
活躍する場がそれぞれ異なるため、自己紹介をしてもらいました。

スタッフ・野口

普段は革の調達に携わっています。私は「ウルバーノ」や「ブライドル」シリーズの革がお気に入り。最近は、友人とのんびりキャンプをするのが休日の楽しみです。

店舗スタッフ・南川

西新井本店で勤務しています。革の個性が楽しめるので「トーンオイルヌメ」シリーズが好きですね。休日は、お散歩をしたり、友人と過ごしています。

職人・大谷

日々ものづくりと向き合っています。僕も自分が製造に関わっていることもあって「トーンオイルヌメ」の製品がお気に入り。休日は、生まれたばかりの娘にべったりです。

研究テーマ①

「プレーンヌメレザー」とは

自然な風合いと豊かな表情を楽しめる「プレーンヌメレザー」を、
じっと見たり、なんども触れたりして、
感じたことを話してもらいました。
どうやら職種の違う3人で、その意見は違っていたようです。

※左から、大谷(職人)・南川(店舗スタッフ)・野口(スタッフ)

「私たちが持っているのは、背中からお尻にかけての「バット」と呼ばれる部位なんです」。革の資材調達に携わる野口は言います。

「サイズが大きいため、背中で分割した状態で扱われるのが一般的ですが、これは背中をまたいだ一枚革の状態。『ダブルバット』と呼んでいます。バットは他の部位に比べて線維の密度が高く充実しており、きめが細やかなのが特徴的。そしてこの『プレーンヌメレザー』は、加工も染色も施していないので、革本来のナチュラルな表情を楽しめます。日に焼けたり、つやを増したり、傷やシワが増えたり。自分のライフスタイルや個性が、そのまま素直に革の表情として現れます」。

「初めて見た時は、この白さに驚きました。あと、きめが細かいので上品さも感じられて。お客さまも、素肌のようなこの色に惹かれる方がいらっしゃるはず。エイジングを心ゆくまでお楽しみいただける革なので、幅広いお客さまにご興味を持っていただければと思います」。この革の魅力をいち早くご説明したいという南川は、発売が待ちきれない様子です。

職人として、日々ものづくりと向き合う大谷。つくり手としてのこだわりが、「プレーンヌメ」には詰まっているのだそう。

「この『プレーンヌメ』のアイテムは、素のままの革の魅力をたっぷり楽しんでもらえるよう、大きな一枚革を使って、つなぎ目の少ないデザインにしているんです。だからどの型紙も、大きくてちょっと変わった形をしていて。『ノートカバー』に至っては、実は鞄の胴版に匹敵するくらいの革を贅沢に使っているんです。どこを触っても、『プレーンヌメレザー』のきめ細やかな質感をお楽しみいただけます。

ただつくり手としては、大変なこともいろいろあって。たとえば、少しでも日光に当たるとエイジングしてしまうので、日差しを避けながら作業をしなければいけないこと。ナチュラルな表情の革だからこそ、いつも以上に気を配ってつくっています」。

革についての知識が豊富な野口。お客さまのことを一番に考える、店舗スタッフの南川。職人として、より良い製品をつくることに妥協のない大谷。職種の異なる3人が集まったことで、それぞれが知らなかったことを学べました。

研究テーマ②

「プレーンヌメ」の始め方

ナチュラルな表情、品のある白さ、エイジングのしやすさ・・・。
「プレーンヌメレザー」について、それぞれ理解を深めた3人は
その使い方について話し合っていました。

「どんな風に使おうかな」「この白さが好きですね」。
思い思いの楽しみ方について話をする3人。
その表情は、なんだか生き生きとしています。

自分の個性が革の味わいとして現れる「プレーンヌメレザー」。
彼らはどのようにして、「自分だけの革」を楽しむのでしょうか。

<スタッフ・野口>
「そのままの状態で楽しみたい」

「乾いてきたら、少しオイルを塗って。
これからよろしく」。

素のままの表情が魅力の「プレーンヌメレザー」。私は、その表情が変わっていく様子を、極力何も手を付けず、自然に楽しみながら使いたいと思います。 普段愛用している革小物も、特にケアをしていないんですよね。そのままの状態で使うことで、「Lファスナー」と「ブックカバー」のエイジングが、それぞれどのように変化していくのか楽しみです。通勤中は本を読むのが日課なので、いつも触るところは色が濃くなるのかもしれませんね。

<店舗スタッフ・南川>
「白さを保ちながら楽しみたい」

「オイルケアも防水スプレーも
しっかりやりました。
あとは楽しむだけです」。

私はこの白さに惹かれて。なのでこの色の状態をできるだけ長く保てるように、「Lファスナー」にはオイルケアを。「ポーチトート」には、オイルケアと防水スプレーをしました。オイルや防水スプレーをすることで、革の表面に被膜をつくって、汚れや手の脂から革を守るイメージです。 オイルを塗る前に、まずは乾いた布でアイテムに付着しているほこりなどを拭き取ります。布に少量のオイルを付けたら、「Lファスナー」の全体に塗っていきます。一定の速さで、すーっと広げていくのがポイントです。中心から、円を描くようにオイルを塗り広げていくと、均一に塗ることができました。ファーストタッチは、濡れたように色が変化して驚きましたが、大丈夫。乾くと色はなじんでいくので、安心してくださいね。

「ポーチトート」は、突然の雨にも備えられるように防水スプレーをかけておくのがおすすめです。鞄から30cmほど離して、均一にスプレーをかけるのがコツですよ。始めは濡れたように色が変わりますが、乾いたら元に戻るので安心してください。スプレーをかける時は、屋外でしてくださいね。

<職人・大谷>
「しっかりエイジングを楽しみたい」

「日焼けをして、オイルを塗って。
使い始める前なのに、
もう自分だけの色に染まった“相棒”みたい。
これからが楽しみです」。

製品をつくっている時に、「日焼けをさせたらどんな風に変わるんだろう」と思って。それで、先に日光に当ててから使ってみようと思い立ちました。 そうしたら・・・ほら、この2つの「Lファスナー」を見てください。左は何も手を加えていない状態で、右が日焼けをさせたものなんです。日焼けをさせた方は、こんがり焼けてるのが分かりますよね。太陽の光をたくさん吸収した感じがします。日焼けの仕方ですが、僕は明るいけれど、直接日光の当たらない場所に置いておきました。その日の天候にもよるので、時々「大丈夫かな」って見に行ったりしましたね。

日焼けした後の革って、触ってみるとカサカサした状態なんです。乾燥肌みたいな感じかな。そのままにしておくとひび割れが入ってしまうこともあるので、オイルケアを忘れずにしてくださいね。 今回は2つのアイテムを日焼けさせた後に、それぞれ違ったオイルを塗ってみました。「Lファスナー」には、色を深めてくれるミンクオイルを。「ノートカバー 」には、程よい潤いとつや出しが楽しめる「コロニル シュプリームクリームデラックス」を試してみました。

「プレーンヌメレザー」についての理解を深め、
一人ひとり違った使い方を楽しむことに決めたスタッフ3人。

日々を重ねるにつれ、自分だけの表情へと変化するアイテム。
その革の表情は、どのように変化していくのでしょうか。
“後編”では、その内容について詳しくご紹介します。
どうぞ、お楽しみにお待ちください。

自分らしい風合いや表情を重ねていく、
「プレーンヌメ」シリーズはこちら。

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