スタッフ愛用品 ビークル ラージストックトート

ビークル ラージストックトート / 愛用歴 1年半

土屋鞄スタッフに、愛用のアイテムとその思いを聞く「スタッフ愛用品図鑑」。今回は、プランナーの大野に、愛用中の「ビークル ラージストックトート(ダークインディゴ)」の魅力を語ってもらいました。

――購入した理由は?
この鞄との出会いは偶然でした。転職活動の時にたまたま入った土屋鞄の横浜店で見つけて、すぐ気に入ったんです。実は以前から、大人の男が持つのに程よい感じの、ラフ過ぎず上品すぎないトートをずっと探していて。このトートがまさにそれだったんです。ネイビーカラーがまた、すっきりと都会的な印象で。でもその時は、転職が決まるまではと、ぐっと我慢しました。

それからしばらく転職で迷っていたんですが、ふと「つくっているものを見れば、その会社の価値観が分かるから、それで応募先を決めよう」とひらめいて。そう思った瞬間に思い出したのが、このトートだったんです。しかも、土屋鞄の求人を調べたら、なんと自分にぴったりの職種が。それで面接に行くときに、この鞄を持って行きました。今思うと、このトートが土屋鞄との縁をつないでくれたのかもしれません。

ーーどのように使っていますか?

主に、普段の通勤で使用しています。ラフなスタイルにはもちろん、けっこうきれい目な装いの時にでもしっかり合わせられるところが良いところですね。鞄は靴と合わせるのが基本だと思っているのですが、この色と質感はスニーカーにも、黒や茶色い革靴にも合うので、気にせず持てるのがいいです。

このトートは口が大きくてザクザク荷物が入れられちゃうので、ついつい、あれこれと入れてしまいます。なので中身が多少ごちゃついているときもありますね。でも、ポケットが色々付いているから、鍵とか財布とか大事なものはきちんと整理できています。あと、深さが結構自分にはしっくり来ていて、折り畳み傘や水筒がすっきり収まるのがうれしいです。

基本的には、鞄があんまり膨らんでしまうのは好きじゃないので、荷物の量はなるべく抑え気味にしようと思っています。ただ、夏場はクーラー対策として、いつもカーディガンを丸めてポンッと入れていることが多いです。逆に言うと、そうしたものを入れられる余裕は常に持たせるようにしていますし、それができるのがありがたいですね。

ーーお気に入りのポイントは?
余計なものがなくシンプルで、変なクセがなく、形が素直なところですね。よく見ると実はいろいろ凝っているところもあるんですけれど、すべてがさりげなくてすっきりとしていて。見た目のバランス感覚が絶妙なんです。

それと、全体の印象がゴツ過ぎないところ。男らしさを主張し過ぎている力みがないんです。逆にハンドルは、華奢すぎないのが良いですね。上品な印象の丸手なんですが、サイズバランスなど、しっかり男っぽさが意識されていて。だから、ラフな装いの時でもスタイリングしやすいんですよね。

とにかくたくさん荷物が入るこのトートは、気分的にも余裕が生まれます。実際、1泊くらいの出張や旅行でしたら、これ1つで大丈夫ですからね。すっきりと肩掛けできるので、移動の時も本当に楽です。

細かい機能では、天ファスナーを閉めても使える、口脇の2つのポケットがとても使いやすいです。ファスナー付きの方にはお財布、フリーポケットの方には定期券やスマートフォンみたいに、よく出し入れするものを入れて。たっぷりとした収納力と、細かな使いやすさのバランスが良いんですよね。

革の感じは、購入した当初とだいぶ変わりました。初めは張りのあるしゃんとした感じだったのが、使っていくうちに革がなじんできて、くったりしてきました。これがこの革の個性なんだなと思うと、自分だけの革だという愛着がぐっと増してきますね。

風合いの方はマットな印象だったのですが、自然と磨かれてじっとりとした光沢が。そんなに乾拭きとかしていないのに、いい感じに出てきて、見ていると楽しくなります。色は大きくは変わっていないように思いますが、これからどんなエイジングをしていくのか、ますます楽しみです。


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