スタッフ愛用品トーンオイルヌメ ソフトバックパック

トーンオイルヌメ ソフトバックパック
/ 愛用歴5年6ヶ月

土屋鞄スタッフに、愛用のアイテムとその想いを聞く「スタッフ愛用品図鑑」。今回は、スタッフの嶋谷に、愛用中の「トーンオイルヌメ ソフトバックパック(ブラウン)」の魅力を語ってもらいました。

――購入した理由は?
もともと、両手が空いて動きやすい、大きめのバックパックを探していました。街歩きが好きなので、気の赴くままに買い物をしてしまうことが多く、出先で荷物が増えやすいんです。でも手に荷物を持ちたくないので、まとめて持ち歩けるたっぷりとした収納力が必要なんですよ。この鞄なら美術館の図録とかもすっきり収まりますし、口を紐とベルトで締められるので、荷物が多くなっても口が開かず安心です。

あと、昔の「リュックサック」っぽい、クラシカルなデザインが好きです。どちらかというとボリューム感がある方がいいので、オイルヌメ革を袋縫いでふっくら仕立てたこのバックパックは、好みにぴったりでした。縦長のフォルムなので、荷物を詰め込んでもAラインの形があまり変わらず、スマートに見えるのも決め手のひとつです。

――どのように使っていますか?
オン・オフ兼用で使っています。休みの日はマーケットや蚤の市を訪ねたり、美術館をめぐったり。学生時代に空間とか内装などの勉強をしていたので、モダンな建築を見て回ることもありますね。クラシックな雰囲気なので、服は合わせやすいですよ。たとえば出勤時はジャケットスタイル、休日は少しゆるめのフォルムでカジュアルダウンという具合。素材の相性では、ウールやコットンとよく合わせています。カジュアル色の強い革と色なので、茶系のアースカラーでコーディネートすることが多いですが、ブルーのデニムと合わせてブラウンを差し色にするのも好きですね。

持ち歩いている荷物は、オンでもオフでもあまり変わらないですね。B5サイズのノートやお店のカードをまとめて入れているカードケース、それからキーケースと携帯用の靴べら、常備薬を入れたポーチに折りたたみ傘など。たまに、仕事の書類やノートPCを持ち歩いたりもします。基本的にはいつ買い物して荷物が増えてもいいように、初めはかなり余裕がある状態にしていますね。

――お気に入りのポイントは?
両サイドにある2つのファスナーが使いやすいですね。片方は本体に直結しているので、中の荷物の出し入れに便利です。もう一方はファスナーポケットになっているので、頻繁に出し入れする小物をしまっておくのに重宝します。ディテールでは、前ベルトとフラップの取り合わせが好きですね。クラシカルな印象なのに、マグネット式で使いやすいところが気に入っています。

エイジングは、想像していた以上に楽しいです。特別こまめにオイルを塗っていたわけじゃないんですけど、全体的に色が濃くなってきている実感がありますね。あと大きい鞄なのでパーツが多く、さまざまなシボをフルコースで楽しめるのが、革好きな自分にはたまらないです。味が出てくるに従って、ところどころ「トラ」が浮き出るようになってきましたし、もっと個性豊かに味を出したいですね。

MAIL MAGAZINE

読み物としてお楽しみいただけるコンテンツや、最新の製品情報などをお届けしています。
※プライバシーポリシーをよくお読みいただき、同意の上ご登録ください。