1. 冬時間を楽しもう Vol.2 クリスマスカードを送ろう

冬時間を楽しもう Vol.2

クリスマスカードを送ろう

12月に入ると送ったり、届き始めるクリスマスカード。
相手の幸福や新しい年の始まりを祝い、スタッフが特別な一通をつくりました。

クリスマスカードを送ったことは、ありますか? またそのカードを、手づくりしたことはありますか? 

今回、話を聞いた土屋鞄のスタッフ3人は、どちらも未経験。それぞれが思い浮かべるあの人に、特別な一通をつくってもらうことにしました。3者3様のクリスマスカード、どんな仕上がりになったのでしょう。


飾って楽しい、
めくってうれしい


スタッフ・箱田がクリスマスカードを送ったのは、大阪に住む祖母。美術館へ一緒に行ったり、ものづくりのアイデア交換をするなど、大の仲良しだといいます。

「クリスチャンの祖母は、毎年クリスマスカードを送ってくれるんです。それなのに私からは送ったことがなくて・・・1/1が祖母の誕生日なので、クリスマスとお正月と誕生日を一緒にお祝いしちゃっていたんですよね。

でも、クリスマスカードを受け取るたび、あたたかい気持ちになる。今年は祖母にもその気持ちを味わってもらえるとうれしいです」


フェルトに自作した型紙をあて、2枚同じものをカット。1枚にはメッセージカードを差し込み、もう1枚をその上に重ね、上部は吊り下げられるように細くカットしたフェルトをボンドでとめます。

出来上がったモチーフをリボンに吊るすと・・・これは、ガーランド!

「クリスマスカードって、読んだら封筒にまた戻しますよね。でも、読んだ後もクリスマスの間は飾ってもらえるとうれしいなと思って。毎年楽しんでもらえるように、メッセージは取り外せるつくりにしました。来年はまた新しい手紙を送るので、入れ替えてもらえたらと思います」


大切な写真を
プリントして贈る


写真を担当している髙橋は、日頃からカメラを持ち歩いています。何気ない日常も特別な一瞬も、残すために。

そんな彼がクリスマスカードを送るのは、奥さまと息子さん。今年は息子さんが生まれて初めてのクリスマスなのだそう。

「奥さんには結婚式で手紙を書いたぐらいで、手づくりのものは贈ったことがないですね。ちょっと恥ずかしいですが、今年のクリスマスは良いきっかけ。改めて形にしてみたいと思います」

髙橋がつくったのは、シンプルなフォトフレーム型カード。美大に通っていた頃、好んで選んでいた水彩画専用の紙をカット。2L判にプリントした息子さんの写真を片側に貼り、もう一方にはふたりへのメッセージを添えました。

「息子はまだ文字が読めないけれど、何年か後、手にとって『ああ、お父さんはこんなことを思っていたんだなあ』と感じてくれたらうれしいですね。だから良い感じに年季が入りそうな、上質な紙を選びました」

仕上げに薄紙で包み、紐を結んだら出来上がり。

「誰かのために何かをつくるって、贅沢な時間ですね。25日にプレゼントと一緒に渡そうと思っています。どんな顔、するんでしょうね」


慣れ親しんだ革に
遊び心を詰め込んで


鞄のサンプル職人として、日々考えをかたちにしている佐々木。クリスマスカードを送るのは、先輩職人。鞄職人1年目に知り合った、ワニ革を使った革小物の達人です。

「革小物の勉強がしたいと、休みの日に教えていただいたことがあるんです。朗らかでやさしくて。革小物の念引きに使う道具を手づくりしてプレゼントしてくださったり、貴重なワニ革を分けてくださったり。なかなか会えないのですが、便りがないのは元気な証拠と思っています」


メインで使ったのは薄く張りのあるヌメ革。あらかじめ用意した型をあて、封筒とカードを切り出し、カードには細いポンチで穴をあけていきます。

「私の仕事に欠かせない定規をガイドに、幾何学図形でクリスマスツリーと星を表現しました。ツリーのトップには、先輩からいただいたワニ革を星型に切り抜いて縫い止めています。ゴージャスなイメージのワニ革ですが、光を受けるとキラキラ輝いて可愛いんですよ」

出来上がったカードを窓辺にかざすと、陽光でクリスマスツリーと星がまたたきます。

「光の色や天候によって、さまざまな表情が楽しめそう。先輩にも、こんなふうに遊んでいただけたらうれしいですね」

良いクリスマスを、そして素敵な新しい年をーー。
相手の幸せを願って送るクリスマスカード、今年はぜひ手づくりしてみませんか。


クリスマス支度を楽しもう
誰かのことを思い浮かべながら、お家のなかでクリスマス支度をしませんか。

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