1. BRIDLE LEATHER

BRIDLE LEATHER

英国が誇る伝統的な革素材「ブライドルレザー」。
世界の革愛好家に支持されるこの革の魅力を追う

「ブライドルレザー」
その由来と魅力


英国職人の誇りが詰まった、
伝統的な馬具用革素材

伝統的な馬具用の革素材

「ブライドルレザー」は英国の伝統的な革素材だ。“ブライドル(bridle)”とは、手綱やくつわなど、馬の顔に装着する馬具の総称。これらは馬を制御するものであり、その耐久性と性能は人馬の安全を左右する。そのために必要とされるのが強靭さと、ほど良く馴染む操作性の両方を高度に兼ね備えることだ。

もう一つ求められることは、気品と格調の高さだ。そもそも馬具というものは、貴族や騎士階級が戦争や狩猟などを行う際に使うもの。それゆえ実用性だけでなく、地位と身分に相応しい見栄えが重要だ。代々使うほどに色艶の味わいを深くし、洗練されていく。そうした高級感や美意識的なファクターも、「ブライドルレザー」には必要とされたのである。

英国革職人の誇りを込めた製造工程

そのようなブライドルレザーの中から土屋鞄に採用されたのは、創業1900年という英国の名門、J&E セジュウィック社によって仕立てられる一級品だ。原皮には英国産成牛のショルダー部分を使用。これを植物の渋だけで2回鞣し、頑強なベースレザーを仕立てる。ここで用意されるのが、タロウ(tallow)という蜜蝋や牛脂などをブレンドした特別なロウ。これを、カリアーと呼ばれる専門の職人が手作業で何度も革に擦り込んで仕上げる。英国国内で厳選された原料の手配から出来上がりまで、実に4ヵ月半もかかる職人技の結晶だ。

こうして出来上がった「ブライドルレザー」は線維が密に引き締まり、馬具に相応しい優れた耐久性を示す。表面には白いロウの粉が噴き出しているのが特徴で、時間によって磨かれると下から重厚な風合いが現れ、そこに美しい艶が重なって気品を高めていく。見るからに格調高い雰囲気は、英国の革職人たちの誇りを感じさせてくれる。




エイジング


時とともに重ねられる、
味わい深い光沢

使い込んでいくほど表面のロウが磨かれ、
透明感のある、味わい深い艶に。
この革はそうして、気品を高めていく。


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