1. シナモンでほっとひと息

シナモンでほっとひと息

体を内側からあたためてくれる、シナモンたっぷり。
甘い香りのチャイとおやつで、ひと息つきませんか。

料理家・蓮池陽子さんのシナモンを使ったレシピ

アウトドアで料理をしたり、山菜採りや狩りに参加するなど、蓮池陽子さんはとってもアクティブ。ある日、「ほんとうにおいしいものの背景には豊かな自然がある」と気がついて以来、食材そのものの持ち味を大切にしようと感じたそうです。

素材の魅力を引き出すことを大切にされている蓮池さん。今回は、甘い香りに食欲を誘われる、シナモンのレシピを教えていただきました。

基本のチャイ

血管を広げるはたらきのあるシナモンは、
体をあたためたいときにぴったり。
まずは、シンプルなチャイのつくり方から
ご紹介します。

材料 / 1人分
A(すりつぶす)
 シナモン…スティック1本
 カルダモン…4~5個
 クローブ…3個
 ブラックペッパー…5粒
 スターアニス…1/3個(お好みで)

生姜…1/2片(スライス)
水…100ml
牛乳…200ml
茶葉…小1弱(アッサムがおすすめ)

[1]A、生姜、水を鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら中弱火でさらに3~5分間煮ます。

[2]水分量が1/2ぐらいになったら牛乳、茶葉を加えます。中火で再沸騰させ、グラグラさせずに1~2分間煮ます。

[3]茶漉しなどで漉しながらカップに注ぎます。お好みで甘みを加えても。

ポイント
●スパイス類はミルやすり鉢で細かく砕くか、ない場合は手でつぶしてもよいでしょう。
●茶葉は浸す時間が長いと苦味が増す場合があるので、最後に加えます。

ホットみりんチャイ

和食にも精通している蓮池さんが、友人にヒントをもらったアレンジレシピ。チャイにみりんを加えると、独特な旨みのあるまろやかな風味が楽しめます。また、自然な甘みもあり、お砂糖いらず。味の深みも増すのです。

「『基本のチャイ』のレシピとほとんど同じ。水を半分の50mlにして、みりんを50ml加えるだけです。独特の風味を生かしたいから、[1]の煮立たせる時間は1~2分間程度に。お酒が弱い人は『基本のチャイ』と同じ時間煮立てて、アルコールを煮切ってください」


りんごのキャラメリゼ

秋から冬にかけて旬のりんごは、
シナモンとの相性よし。
加熱することで甘みも増します。
そのまま食べても、
トーストにのせてもおいしいですよ。

材料 / 3~4人分
りんご…1個
白砂糖…大5
水…大5
バター…大1
シナモンパウダー…適量
マスカルポーネチーズ…適量


[1]りんごは芯を取りのぞき、食べやすいよう8~10等分にカット。


[2]フライパンに白砂糖、水を入れなじませ、中弱火で加熱します。泡だちが落ち着き、泡のふちが茶色くなってきたら、ゆっくりフライパンをまわして全体を茶色くしていきます。

[3]全体がやや濃い目の茶色に色づいたら、火を止めます。水、りんご、バターを加え、3~5分間加熱。りんごが茶色くなり、水分がほとんどなくなったら再び火を止めます。

[4]お皿に盛り、マスカルポーネチーズを添え、シナモンパウダーを振りかけたらできあがり。


ポイント
●りんごは酸味の強い紅玉が加熱には向いています。
●マスカルポーネチーズと一緒に食べると、コクが増します。お好みでホイップクリームやアイスクリームなどに変えて楽しんで。
●[2]の砂糖は加熱途中でかき混ぜると再結晶化してザラッとした食感になるので、しっかりなじませましょう。
●[3]の水を加える際は、跳ねによるやけどに気をつけてください。


蓮池さんに秋冬の新色について
伺いました

普段から「クラルテ」「アークキャリートート」を愛用してくださっている蓮池さん。この9月に発売した秋冬の新色「シナモンブラウン」について、率直な感想を聞きました。

「わたしは歌舞伎を観るのが好きで、観劇には和装で行くのですが、着物にも似合いそうだなと感じました。理由を聞いて納得。自然からインスパイアされて、『クラルテ』シリーズは色を決めているんですね。和装も自然をモチーフにしたものが多いから、無理なく馴染む。やさしい温かみのある色で、カジュアルスタイルはもちろん、きれいめにまとめたい日にもよさそうです」

少しずつ、頬をなでる風の感触が甘くなるころ。芳醇なシナモンの魅力を、鼻で、目で、舌で。五感を使い、味わってみませんか。


蓮池陽子さん
料理家。Atelier Story主宰。好きが高じて、アウトドアフィールドで楽しめる料理の提案や料理教室、山菜、ジビエなどを使ったレシピ提案なども。近著に『げんさんとよーこさんの山ごはん』(山と渓谷社)。
https://www.atelierstory.jp/


今日も明日も、ともに。革の風合いがますます恋しい季節、新しいパートナーと出かけませんか。
一年の中でもとくに空気が澄み、星も輝くこの季節。ドラマチックな夕暮れの後は、天体観測を楽しみませんか。
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