1. はじめての革メンテナンス
手入れ

本革の製品は、触り心地も良く、上質な雰囲気を日々の中に与えてくれます。
そんな革を扱う上で必要なのが、メンテナンス。
はじめてでわからないことも多いかもしれませんが、どうか小難しく考えず、
気軽な気持ちで、はじめてみてください。

革

メンテナンスの一番の目的は、革製品を「きれいな状態で保ち続ける」ということ。
箱から取り出しはじめて新品を手に持った時に「よし、大事にしよう」と思った気持ち。
その時の想いを大切にするためにも、ほんの少しだけ、覚えておいて欲しいことをご紹介します。

手入れ

メンテナンスを行う目安は、手で触れたらかさつきを感じた時。
まるで人の肌のようですが、そこが革の面白いところ。
天然のものである革は、時にかさついたり艶が出てきたり、日々、移ろうものなのです。
触れて、あなたの革製品に合ったタイミングを見つけてください。

定期的なメンテナンスに必要なのは、ブラシ、革専用のオイル、オイル用の布一枚と、乾拭き用の布が一枚です。
布はファスナーなどに引っかかる可能性のある、パイル地以外のものを。
素材は、できれば綿など天然のものをおすすめします。
隅々までしっかりお手入れできるようお財布の中身を全て取り出したら、メンテナンスの準備完了です。

革

最初はブラシを使ってほこり取り。
強く押し付けたりせず、優しく撫でるように行いましょう。
縫い目部分は特に汚れがたまり易いので、丁寧に行うのがポイントです。

手入れ

次は革に潤いを取り戻すための、オイルケア。
これを行うことで革のひび割れを防ぎ、傷も付きにくくなるのです。
革専用のオイルを1円玉くらい布にとったら、さっと全体に馴染ませます。
付け過ぎるとシミの原因にもなりますので、あくまでうすーく、手早くやりましょう。

手入れ

さて、一杯の珈琲用のお湯を沸かしている間に、メンテナンスはほとんどおわり。
あっという間です。
このあとは一時間ほど日光が当たらない場所に置いて、オイルをしっかり革に馴染ませる時間。

馴染むのを待ちつつ飲む、淹れたての珈琲。
綺麗になってゆく自慢の革製品を眺めながら過ごす、このゆったりした時間こそ、メンテナンスの醍醐味だったり。

革

うん うん。いい、艶。

手入れ

最後は全体を乾拭きして、おわりです。

時間の経過とともに劣化するのではなく、変化してゆく革製品。
未来の自分に、少しでも美しく、上質なものを手渡せるように。
休日の空いた時間にでも、ぜひ、試してみてください。





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