1. 香菜子さん/ミディアムトート等
トートバッグ

土屋鞄と暮らすひと  香菜子さん

モデル、デザイナー、イラストレーター。母の目線からの「欲しい」をカタチにした雑貨ブランドLOTA PRODUCT、自身のコーディネートをまとめた書籍「普段着BOOK」等、幅広く活動中。自然体な着こなしが素敵な香菜子さん、今回はギフトの話の他、ものを選ぶ視点について伺いました。

革

「自分に馴染むもの、考えないで自然に身につけられるもの」

今までいろいろな物との出会いがあったんですが、振り返ってみて思うのは、やっぱり買う時に「気持ちがのっていたか」っていうのは大きいと思います。10年以上経って、未だ現役で使えているものは大体そうですね。その当時はちょっと高いけれど頑張って買おう、って思ったものとか。そういうのはカタチもよれないし、キレイなままです。毎回すごく大事にクリーニングに出して、綺麗にたたんでってことをしているわけではないんですけど。10年前なのに去年買ったの?て言われたりとか。とりあえず間に合わせで選んだ服とかはやっぱりワードローブには残っていませんね。

あと、着ていて恥ずかしくないかっていうのも大切です。たまに頑張りすぎたなって思う時は、大抵似合っていないんです。でも何回も着てこなれてきた服は、いいねって言葉を頂くことが多くて。考えないで着られるものがいいのかな。着ていくことで、育つというか、自分に馴染む服って言うんでしょうか。
だから、そういう物を選ぶためにもいつも「欲しいもの」「好きなもの」の理想形を頭にもっておいて、妥協しないようにしています。0か100か、ですね。理想があったら即決して、ちょっとでも違うかなって思ったら買わない。
でもこれ、若い頃だったら出来なかったなあって思います。いろいろな物に触れてきて、「やっぱりこれ好きだなあ」って柱ができる。そうすると、物選びはすごく楽になりますよ。
意識してやってきた訳ではないんですけど、その都度好きか好きじゃないかを考えて、自然にその柱はできていく感じなんです。だから、すぐに柱を……と思うんではなくて、まず何か迷った時に冷静に「本当に好き?」と自分に問いかけてみるっていうのがいいかもしれません。

左・10年物のアニエスベーのカットソー。首元もよれず、未だ現役。
右・ヘルムートラングのロングコート。こちらも10年以上活躍中。

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革

「娘の成長を見守ってくれるような、 大人になるまで使えるものを贈りたいですね」

土屋鞄で買った鞄は、お仕事の時に持ちたい理想形の鞄にカチッと合った感じです。このハリのある革にもキチンと感があってベーシックな服に合わせやすくて。
機能面でもマチがしっかりあったり、ふたになるポケットがあるのも嬉しいです。このおかげで、スッと名刺入れが取り出せるようになりました。私よく迷子にしちゃっていたので。
革もくったりなじんでくるのはこれからなので、育てていくのが楽しみです。

それと、これを選んだ時娘にも同じ革の文庫カバーを選んで、贈りました。娘は通学時間が長いのもあって、すごい読書家なんです。このカバーにもすぐ愛読書を入れていましたよ。
「ズシッとした重みがあるんだけど、嫌な重さではなくて、本を読んでいる感じがして良い」って。
自然に使ってくれていて、できたらおばあちゃんになるまで使ってほしいですね。娘の成長とともに、革もいい味わいに育ったら嬉しいなあ。いつも使うものだから、もしかしたら私より娘の毎日を知っているものになるかもしれませんね。

今は具体的な物を指してコレが欲しい!と言われるんですが、できたらこのカバーのように大人になるまで使えるものを選びたいなあって思います。これからの成長とともに、すこしづつそういうものを贈っていきたいですね。

左・Natura ヌメ革ミディアムトート (sold out)
右・Natura ヌメ革ブックカバー文庫サイズ

トートバッグ


(2013年9月)

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