1. No.18 型想いの話

革職人

コツコツつくって50余年の工房を、ウロウロとしてみます。
つくる職人、使う道具、できあがったものに近づいたり離れたりしながら、
工房の音や声、匂いを綴るコラムのような、ちょっとしたよもやま話です。

工房

2014/02/04

型想いの話

ゆるやかにカーブした独特な鋼のハンドル。土屋鞄の食堂にある扉のハンドルです。このハンドル、もともとは鞄づくりで使う抜き型でした。子どもたちが背負うランドセルの2本のベルト。なんとなく見覚えのある形ですよね。

工房で見つけた、役目を終えた火造りの抜き型たち。捨てるのはもったいないと、素敵な作家さんのもとへ。火造りと鞄の職人たちの「型想い」の気持ちが、作家さんの手で、新しい形に刻まれました。

本店や丸の内店でも「型想い」が飾られています。ご来店の際に、思い出していただけると嬉しいです。


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