1. No.10 一年生のノート

革職人

コツコツつくって50余年の工房を、ウロウロとしてみます。
つくる職人、使う道具、できあがったものに近づいたり離れたりしながら、
工房の音や声、匂いを綴るコラムのような、ちょっとしたよもやま話です。

工房

2013/11/15

一年生のノート

「すごく革の匂いがしました」と、入社一日目を振り返る、職人一年生。「緊張は全くしませんでした」と、新人類の片鱗をうかがわせます。この春、同時に入社した3名の新人は、作業ノートをシェアしています。基礎知識と技術を無駄なく学ぶために、若手にアドバイスしている方法です。

「新しく教わったこと、失敗したこと、それぞれが、さっとメモした内容を夜、振り返りながら文字にすることで記憶が正確になっていくんです」。初日の失敗の記録に少し照れながら、慣れたときに見返していると話す新人。隣には、この道50年のベテラン職人。遥か遠く、長く険しい職人の道も、このノートが助けてくれるはずです。

職人の道は続くよ、どこまでも!


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