1. 空中庭園のある不思議な店内、白金店。
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製品をご覧いただくだけでなく、店内で心地よい時間を過ごしていただきたい。
実店舗は、土屋鞄がお客様に伝えたいことを具現化した場所でもあります。
東京・港区にある白金店は、西新井本店・鎌倉店に続いて2008年にオープンしました。いまほど店舗の数が多くなかった当時、より多くのお客様にもっと製品を手にとっていただこうと、ショールームのような役割も込めた店舗です。

白金店がほかの店舗と大きく異なるのは、建物。白金店は、建物を0の状態からつくり上げげた店舗なのです。それは、土屋鞄にとって経験のないことでした。実現できること・制約があって難しいこと、さまざまな可能性を探りながら建物をつくりあげる過程は、わたしたちスタッフ自身もお客様や製品とどう向き合いたいのか、あらためて考えるきっかけとなりました。

2013年10月に5周年をむかえた、白金店。
そのときに込めた想いは、いまも変わりません。
2008年の建設中当時の様子もあわせて、白金店のことをご紹介いたします。

店舗

【左】2008年建設時の白金店。【右】2013年現在の白金店。


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ガラス扉を開けてなかに入ると、思った以上に視界の広さを感じると思います。
これは、床面の高さを少しずつ変えて空間をつなげた、ステップフロアのためです。

白金店は道路に面した建物幅は約4.6mと広くなく、奥行きもそれほどありません。
この限られた空間を、どのように生かすか。

お客様には、できるだけゆったりと店内で過ごしてもらいたい。
きゅうくつに感じない空間。

考えた結果、吹き抜けやガラスを利用して空間に広がりを持たせ、床の高さが異なる小さな空間がつながった構造になりました。それぞれの空間ごとに楽しんでいただけるよう、印象を変えたディスプレイを。そして、お客様と革製品、スタッフの距離が保ちやすい環境を目指しました。

店内の上へ、奥へ進むたびに見え方が変わります。床の高さやスケール感、内装の素材に変化を持たせることで、見る位置を変えると違った表情を見せるつくりを意識しました。

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なぜこんなところに庭が?
上階へ進むと、1階からは見えなかった小さな庭園が登場します。しかも、浮いています。

四季や自然を感じながら、ゆっくり店内で過ごしていただきたい。そんな想いを込めて、思い切って空に近い上階に庭を設置しました。

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この空中庭園を支えるのは、4本の柱。構造的にとても難しく、設計に苦労した部分でもあります。
庭園を浮かせた理由のひとつは、空間の連続性をつくるためです。庭園の床位置をほかの売り場空間から上げることで、1階から3階までの小さな空間を緩やかにつなげました。広くはない店内を、できるだけ開放的に。

そして、あれ?こんなところに!と、少しでも楽しんでいただけたらという想いを込めて。



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店内では明るい色の革や濃い色の革も、すべて適正に見えるようにしたい。このことを大きく支えているのが、照明や棚板の色です。

店内の照明設計は、博物館や公共施設の照明を手がける方に依頼。どうしたら鞄の立体感やシルエットがしっかりと表現できるか、それぞれの革の質感がきちんと伝わるか。その要望にこたえてくださいました。

1階左のガラスブロックの壁は、外側から照明で照らされています。その光る壁は、棚に置かれた製品をうしろから優しく包んでいます。

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製品を並べる棚板は、色をちょっと変えるだけで印象が変わります。製品にいちばん合う色と素材を求めて、実物大の模型をつくって鞄の見え方を確認。どの色の革も正しく伝わるように。何度も試して、色と素材を調整しました。

ちなみに左壁に縦長の鏡が設置されている部分が、建物を支える柱。つまり、棚の奥行きが柱の太さなのです。姿はすっかり隠れていますが、白金店をがっしり支える大事な柱。その柱と柱の間の空間をうまく利用して、棚をつくりました。

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白金店には、オリジナルで制作したものがいくつかあります。

ひとつめは、こちらの黒革スツール。
オープン当初から使われており、白金店と同じ時を過ごしています。お客様に使っていただくうちに革はだいぶ味が出て、ツヤツヤになりました。
脚のかたちは、無駄のない美しいつくり。もしも店内で見つけときに覚えていたら、ぜひちょっとしゃがんでスツールの脚にも注目してみてください。

このスツールは建物の建築設計を担当した「すわ製作所」による設計で、制作は「アオキ家具アトリエ」の青木 隆さん。ものづくりに対して真摯に取り組む青木さんとは、このご縁をきっかけに、ほかの店舗のベンチや展示台なども手がけてもらうこととなりました。

展示台もいくつか特注で制作しています。こちらの写真の展示台も「すわ製作所」による設計。接続部分のパーツも特注でつくりました。製品と同じように、店内のいたるところに小さなこだわりを散りばめています。

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白金は、明治から昭和にかけて多くの町工場があった、職人とものづくりの街でした。当時より大幅に規模は小さくなっていますが、いまでもその歴史を残しています。再開発によって生まれた白金高輪駅直結の「白金アエルシティ」という複合施設には、オフィスや住居だけでなく、工場も入っているのです。

そんなものづくりの歴史が息づく街で、職人の手仕事によって生まれる土屋鞄を知っていただきたい。
それが白金という街に店舗を構えることになった、大きな理由です。力強い街のパワーも借りながら、これからもこの場所で土屋鞄のものづくりをお届けいたします。


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2階の鏡に映った、空中庭園。階段部分から眺める、1階の様子。振り返ったり、見上げてみたり。
きっと、ここの景色がいいなと思っていただけるポイントがあると思います。ぜひ、スタッフにも「店内でいちばん好きな景色」をきいてみてください。

どこの駅からも、すこし距離のある白金店。
ただ周辺には、魅力的なお店がたくさん集まっています。ぜひ、白金の街に足を運んでいただけたら。お待ちしています。


製品をご覧いただくだけでなく、店内で心地よい時間を過ごしていただきたい。
実店舗は、土屋鞄がお客様に伝えたいことを具現化した場所でもあります。
東京・港区にある白金店は、西新井本店・鎌倉店に続いて2008年にオープンしました。いまほど店舗の数が多くなかった当時、より多くのお客様にもっと製品を手にとっていただこうと、ショールームのような役割も込めた店舗です。

白金店がほかの店舗と大きく異なるのは、建物。白金店は、建物を0の状態からつくり上げげた店舗なのです。それは、土屋鞄にとって経験のないことでした。実現できること・制約があって難しいこと、さまざまな可能性を探りながら建物をつくりあげる過程は、わたしたちスタッフ自身もお客様や製品とどう向き合いたいのか、あらためて考えるきっかけとなりました。

2013年10月に5周年をむかえた、白金店。
そのときに込めた想いは、いまも変わりません。
2008年の建設中当時の様子もあわせて、白金店のことをご紹介いたします。

【左】2008年建設時の白金店。【右】2013年現在の白金店。

ガラス扉を開けてなかに入ると、思った以上に視界の広さを感じると思います。
これは、床面の高さを少しずつ変えて空間をつなげた、ステップフロアのためです。

白金店は道路に面した建物幅は約4.6mと広くなく、奥行きもそれほどありません。
この限られた空間を、どのように生かすか。

お客様には、できるだけゆったりと店内で過ごしてもらいたい。
きゅうくつに感じない空間。

考えた結果、吹き抜けやガラスを利用して空間に広がりを持たせ、床の高さが異なる小さな空間がつながった構造になりました。それぞれの空間ごとに楽しんでいただけるよう、印象を変えたディスプレイを。そして、お客様と革製品、スタッフの距離が保ちやすい環境を目指しました。

店内の上へ、奥へ進むたびに見え方が変わります。床の高さやスケール感、内装の素材に変化を持たせることで、見る位置を変えると違った表情を見せるつくりを意識しました。

なぜこんなところに庭が?
上階へ進むと、1階からは見えなかった小さな庭園が登場します。しかも、浮いています。

四季や自然を感じながら、ゆっくり店内で過ごしていただきたい。そんな想いを込めて、思い切って空に近い上階に庭を設置しました。

この空中庭園を支えるのは、4本の柱。構造的にとても難しく、設計に苦労した部分でもあります。
庭園を浮かせた理由のひとつは、空間の連続性をつくるためです。庭園の床位置をほかの売り場空間から上げることで、1階から3階までの小さな空間を緩やかにつなげました。広くはない店内を、できるだけ開放的に。

そして、あれ?こんなところに!と、少しでも楽しんでいただけたらという想いを込めて。

店内では明るい色の革や濃い色の革も、すべて適正に見えるようにしたい。このことを大きく支えているのが、照明や棚板の色です。

店内の照明設計は、博物館や公共施設の照明を手がける方に依頼。どうしたら鞄の立体感やシルエットがしっかりと表現できるか、それぞれの革の質感がきちんと伝わるか。その要望にこたえてくださいました。

1階左のガラスブロックの壁は、外側から照明で照らされています。その光る壁は、棚に置かれた製品をうしろから優しく包んでいます。

製品を並べる棚板は、色をちょっと変えるだけで印象が変わります。製品にいちばん合う色と素材を求めて、実物大の模型をつくって鞄の見え方を確認。どの色の革も正しく伝わるように。何度も試して、色と素材を調整しました。

ちなみに左壁に縦長の鏡が設置されている部分が、建物を支える柱。つまり、棚の奥行きが柱の太さなのです。姿はすっかり隠れていますが、白金店をがっしり支える大事な柱。その柱と柱の間の空間をうまく利用して、棚をつくりました。

白金は、明治から昭和にかけて多くの町工場があった、職人とものづくりの街でした。当時より大幅に規模は小さくなっていますが、いまでもその歴史を残しています。再開発によって生まれた白金高輪駅直結の「白金アエルシティ」という複合施設には、オフィスや住居だけでなく、工場も入っているのです。

そんなものづくりの歴史が息づく街で、職人の手仕事によって生まれる土屋鞄を知っていただきたい。
それが白金という街に店舗を構えることになった、大きな理由です。力強い街のパワーも借りながら、これからもこの場所で土屋鞄のものづくりをお届けいたします。

2階の鏡に映った、空中庭園。階段部分から眺める、1階の様子。振り返ったり、見上げてみたり。
きっと、ここの景色がいいなと思っていただけるポイントがあると思います。ぜひ、スタッフにも「店内でいちばん好きな景色」をきいてみてください。

どこの駅からも、すこし距離のある白金店。
ただ周辺には、魅力的なお店がたくさん集まっています。ぜひ、白金の街に足を運んでいただけたら。お待ちしています。



【土屋鞄製造所・白金店】
「広尾駅」より徒歩12 分。「白金高輪駅」より徒歩13 分。
「恵比寿駅」より徒歩18 分。
白金北里通り沿いのガラス張り三角屋根の建物です。

〒108-0072
東京都港区白金5-13-6
03-5449-3570(店舗直通)
03-5647-5123(お問い合わせ)

営業時間:11:00〜19:00

定休日:毎週火曜日
ただし、火曜日が祝日の場合は、
翌水曜日を振替休日といたします。 (年末年始・臨時休業あり)


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