東京を出発し約20時間。

ケニアのナイロビ空港に近付くに連れ、眼下に広がるサバンナの
その広大な大地に、遥か上空からすでに心を奪われてしまった私。

私の見る初めての他国。そこには、果てしない地平線が広がっていました。

Feature

アフリカ大陸の東海岸に位置しますKenyaケニアは赤道上の国です。赤道上のアフリカの国と聞くと、ただただ暑いイメージですが、1年中と通して過ごしやすく、夏の軽井沢のような気候と良く言われます。
国語はスワヒリ語。公用語としては英語を使います。

Feeling
空港へ到着し感じた事は、空気、香りの違いです。
以前、海外を多く旅した友人から、空港にはそれぞれ国の香りがあり、その香りで強く海外へ来た事を意識すると聞いた事がありました。まさに、その通り。
乾いた土のような、やや堅い香りを感じました。
空港から出たとたんに、乾燥した熱い濃く蒼い風が吹き、太陽からの混じりけのない意志の強い陽射しを受け、あぁ、ここは日本ではないのだと静かに実感しました。
今回は、現在ケニアでボランティアとして働く建築家の友人を訪ねての個人的な旅の為、ホテルでの宿泊はサファリでの2日のみ。
その他は、ボランティアを行なっている施設や、スワヒリ語を学ぶ日本人の為の学校に宿泊させて貰いました。まず訪れたのは、友人のいる施設。ナイロビから車で30分程のキテンゲラという街。地元に根付いたボランティア活動を目指している為、地元の人々と同じ住まいの一部屋をお借りしました。
Kids
私の友人の働く『サイディア・フラハ』というNGOのボランティア施設には、様々な理由から孤児となってしまった子供達がたくさん暮らしています。
僅か数日ではありましたが、子供達と生活し、遊び、彼等の笑顔を貰いました。
とても明るく元気で、瞳の美しい子供達。遊ぶ時の笑顔は万国共通!!
大縄跳びやサッカー、石投げなど私も体をはったジェスチャーで、言葉の壁をあっと言う間に飛び越えました。
夜には、持参したカレーのルーを使ってチキンカレーを作りました。
施設の子供達にとっては、カレーはごちそうです!今まで走り回っていた鶏を、さっと二羽ほどさばき、
カレー作りを手伝ってくれました!!もちろん、生で鶏を絞める姿を見るのは初めて。
改めて、生き物を食べるという事の大切さを感じました。

Foods
食事は、ウガリという、とうもろこしの粉を練ったものに、お豆や野菜を煮込んだ物を合わせて食べました。
ウガリを小さくちぎり、手の指でこねて薄くのばし、豆や野菜の煮込みと合わせて口へ運びます。
この施設では、塩味程度の味付けで他には香辛料をあまり使っていませんでした。一般庶民にとっては、香辛料も効果な物なのだと思います。
その他には、チャパティ(強力粉を練って薄く焼いたナンのようなもの)や、お米、を主食にし、おかず(お野菜やお豆を煮込んだ料理)と一緒に食べます。お魚やお肉もありますよ。豚肉は高いみたいですね。
正直、単調な味の為、たくさんの量を食べ続ける事が出来ませんでしたが、まだまだ経済的に厳しい生活の人々にとっては、質より量です。 街の大衆食堂へ行っても、やはり量の多さに驚かされました。
そして、ケニアの人々はとっても甘いチャイを飲みます。
ケニアはイギリスの植民地でしたので、紅茶の栽培が盛んで大変美味しい。
ケニアの濃度の高い牛乳を水で薄め、そこへ紅茶の葉を入れて沸かしミルクティーを作ります。大人も、子供も、お砂糖をたっぷりいれて美味しそうに飲みます。
お砂糖を入れずに飲んだ私に、現地のママが「なぜお砂糖を入れないのか?」ととっても不思議な表情?!
ケニアの人々にとっては、この甘い甘いチャイが大切な活力源なのだそうです。

施設には、近所の小学生もたくさん集まって
来ます。
みんな明かく、遊びも、勉強も真剣でした。

大縄跳びや、石なげ、サッカーなど、
日本ともそれ程変わりませんね。みんなには、歌やダンスも見せてもらいましたよ!!

Life
この施設には、もちろん水洗トイレはありません。日本で言う“ボットンおトイレ”ですが、汲み取り式ではなく(多分?!)10数メートル近い深い穴を掘り処理されていました。穴の深さは法律で決まっているようです。(もちろん人力で掘ります。すごい!!)
そして、いわゆる穴の部分、日本のボットンおトイレは穴が大きくて落ちる恐怖感がありましたが、ケニアは大変小さく、15×10cm程度なのです。その為、恐怖感や匂いは少なかったような気がします。しかし、夜は電気がありませんので、おトイレでゆっくり本なんか読んでしまう日本と違い、願わくば早く済ませようと思う“おトイレライフ”でございました。
また、シャワーは海の家程度にはありましたが、お湯の期待をしてはいけません。真夏の学校のプールシャワーの方が温かいのではないかと思うくらい。
この街の他にも、高いホテルや日本人学校にも泊めて頂きましたが、やはり温かいと思えるお湯が出た場所は殆どなく、日本の便利さを痛感させられました。

≫≫≫ケニアの旅2へ続く
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