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■「クーバ」という国はどんな国?
さて実際に観て歩いて呼吸をして感じたキューバの姿に触れる前に、キューバについて日本でもちょっと調べれば分かる程度の予習をしておこう。
キューバ共和国(Repubrilic of Cuba)はアメリカ・フロリダ半島の南、メキシコの東、ジャマイカの北に位置する国土面積110,922km2(本州の約半分)の島国だ。日本との時差は−14時間。これだけでもすごい距離を感じてしまう。ちなみに「キューバ」は英語による発音で、現地ではスペイン語の「クーバ」と発音しているので、以下「クーバ」という表記に統一したいとおもう。
暑い国というイメージのあるクーバだが、気候は一年を通じて温暖な海洋性亜熱帯気候で、年間の平均気温が約25度、冬でも平均気温は20度を下回ることがないらしい。僕たちが訪れた3月末から4月の初め頃は乾季にあたり、ずっと晴れの日が続いていた。ただ、貿易風というこの地独特の強風が吹いているため、暑くても比較的過ごしやすいという。クーバの中心であるクーバ本島はカリブ海最大の島で、一部の山岳地を除き農業生産に適した土地が多い。そのため柑橘類を含め、農業も盛んだ。
クーバは全島で人口1,121万人(2001年クーバ企画省)の人口を抱えている。人種による差別をなくすため、公式には人種構成の調査を行っていないが、欧州系40%、アフリカ系10%、混血50%、その他1%程度と推定されているとのこと。クーバはアフリカ系が多いと思っていたので、この数字は正直ちょっとびっくりした。
主要産業は植民地時代から砂糖、煙草(葉巻は有名)、珈琲、ニッケル、水産業が有名だが、ソ連崩壊後の経済危機の打開のために外貨所持が解禁されたことを受け、現在では観光産業が急速に成長している。ちなみに通貨はキューバペソだが外貨獲得奨励政策の影響で米ドルが普通に使用できるとのこと。公定レートでは1ペソ=1US$となっているが、どうやら闇レートが存在するらしい。
スペイン統治時代から残るコロニアル風の壮麗な建築物が立ち並ぶアバナ(英発音=ハバナ)旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されており、近年では日本からの観光客も年間1万人を突破し、人気を博しているという。
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