革とくらす vol2. 革の“味”

革とくらす
付き合うほど風合いが増し、愛着も深まる革。エレガントな雰囲気やきちんと感など、革製品が醸し出す魅力は、他には代えられません。その魅力を表すのに、土屋鞄スタッフがよく使う言葉の一つが「良い“味”が出てきた」。革で・・・味? 一体、どんな味・・・? 革の味は、日頃から革製品に親しみを持つ方や、無類の革好きにはたまらないもの。今回は、その魅力や楽しみを、ちょっとのぞいてみます。
革とくらす
付き合うほど風合いが増し、愛着も深まる革。エレガントな雰囲気やきちんと感など、革製品が醸し出す魅力は、他には代えられません。その魅力を表すのに、土屋鞄スタッフがよく使う言葉の一つが「良い“味”が出てきた」。革で・・・味? 一体、どんな味・・・? 革の味は、日頃から革製品に親しみを持つ方や、無類の革好きにはたまらないもの。今回は、その魅力や楽しみを、ちょっとのぞいてみます。

革製品の“味”は世界で一つ。
「好き」を見つけよう。

そもそも革の“味”とは、エイジングのこと。革製品を使い続けることで生まれる色つや、なじみなど、見た目の変化をいいます。

では具体的に“良い味”って、どんなものでしょう。話を聞いたのは、土屋鞄の中でも指折りの革好きで、革に詳しいスタッフの山添。

「革の味が良いかどうかは、使っている人がその味を好きかどうか。例えば、色が深まってきたときも、それを好ましく思うか汚いと感じるかで、“良い味”にも“悪い味”にもなります。それは、とっても個人的で感覚的なものなんですよね。

また、味の出方は十人十色。同じ革でも一枚一枚に個性がありますし、体のどの部位かによっても味の出方が違います。さらに、人によって使い方もケアも異なるので・・・。ひと口に『オイルケアを月に一度する』と言っても、タイミングやオイルの種類、量などで、出る個性はそれぞれ。同じものは二つとありません。だから革製品って、かけがえのない相棒になれるんだと思います」

では、革の中で味が出やすいものは何でしょうか。「それはヌメ革ですね」と山添。ナチュラルな風合いや、素朴な匂い、なめらかな手触りなどが特徴で、土屋鞄では「ナチューラ」シリーズに使われています。

皆さんに、革の“味”を知っていただきたくて。今回は、土屋鞄スタッフの相棒から「ナチューラ」のアイテムを集めました。


MY “Natura” AGING STYLE


ここでは“色”と“つや”という2つの要素に注目。どんなふうに相棒と付き合っているのか、持ち主に尋ねます。




お好みの味をタップして
お楽しみください。












日々の摩擦とオイルケアで
使い始めから自分の味へ。


店舗スタッフ・辻本
「ヌメ革Lファスナー オーク」
相棒歴 1年2ヶ月

使い方:
「財布として使い始めた当初は、まず味を出したくて。パンツのヒップか前のポケットに入れて、出勤時に持ち歩いていました。あえてあまり使わないカードも収納して、中身はパンパンに。摩擦で味が増すように、ジーンズもよく履きましたね。なじんでしなやかになってからは、常備薬入れとして活躍中。トートバッグの内装ポケットに入れて携帯しています」

お手入れ:
「早く柔らかくしたかったので、週に一度コロニルの専用クリームでオイルケアしていました。なじんでからは月に一度くらいです。毎日していることは、帰宅後、手の脂を染み込ませること。お風呂に入る前、テレビを見ながら20分くらい触れています。どんどんエイジングして! と願いながら触るのがこつでしょうか」


ナチューラ ヌメ革Lファスナー 閉じる

必要以上に手はかけず。
すりすり愛でて、自然と深める。


スタッフ・石田 
「ヌメ革Lファスナー オーク」
相棒歴 3年

使い方:
「普段、持ち歩くときは通勤鞄の内ポケットへ。鍵や充電ケーブルなど、金属での傷を避けるためです。今、メインで使っている財布が小さいので、ポイントカードやクレジットカードなどをまとめて入れています。中の小さなポケットには、靴擦れなどにさっと使えるようばんそうこうを」

お手入れ:
「そもそも革の触り心地が好きなので、衝動的に手ですりすり。なるべく必要以上に手をかけず、自然に使う中で味を深めています。手のひらに収まる革小物は、日に数回も使えば全体を触れられて、手の皮脂が革になじむので、オイルケアはかさかさが気になった時くらい。靴や鞄をケアするついで、です。乾拭きは自然なつや出しになるので、思いつきで年に数回程度していますよ」


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ヒップポケットでの携帯が
良いつやの秘密?


スタッフ・赤堀
「ヌメ革Lファスナー チョコ」
相棒歴 2年7ヶ月

使い方: 「平日は通勤鞄にがさっと入れているから、たまに鞄の中で傷がつくことも・・・。でも、そのうち目立たなくなるので、あまり気にしていません。春夏の休日、手ぶらで過ごしたい日は*ヒップポケットへ。入れているのはカード15枚、紙幣7〜8枚くらい。かさばる小銭はたまに募金をして、20枚ほどまででキープ」

お手入れ: 「今は、半年に2〜3回、簡易的な掃除として柔らかい布で乾拭きする程度。使い始めて1週間以内でオイルケアをしたり、ヒップポケットに入れたことで割と早いタイミングでつやが出たから、その後はほとんど手をかけていません。おそらくですけど、定期的なヒップポケットでの擦れが、良い味の継続に繋がっているのかも。あとは、人より手の脂が多い方だと思うので、その影響も?!(笑)」


*色つやを深めたい場合、あえてヒップポケットに入れて過ごす革好きもいます。「私はある程度好みの風合いになったら、それ以上は味が出ないように鞄に入れて使用します」(山添)。ただしヒップポケットに入れると、ゆがみが出たり、汗による湿気で革が傷む場合もあります。時々、風通しの良い日陰で休ませたり、真夏など暑い時期はヒップポケットを避けるなどすると良いでしょう。

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がつがつラフに付き合い
オイルケアはこまめに。


スタッフ・満澤 
「ヌメ革Lファスナー ブラウン」
相棒歴 6ヶ月

使い方:
「鍵などでの引っかきや水濡れ、アタリなどは気にせず、がつがつ使っています。逆に、お手入れは念入りに。理由は、子どもがヌメ革製品を使うとどうなるか、シミュレーションするため。小学校入学頃から使わせたくて、きっとこれぐらいラフに使うだろうと実験しているんです。日頃は鍵やIDカードケースと一緒に鞄へ入れますし、デニムのポケットでも携帯します。ヌメ革は、気軽に味を楽しめますよ」

お手入れ:
*週に一度、うすーくオイルを塗って、オイルケアしてます。あとは、ランチに行く時など財布を手持ちで出歩く時は、良く触れる。自然なつやが増すといいなと思って」


*オイルの種類や塗る量にもよりますが、オイルケアの頻度が高すぎると革に染み込まなくなることも。「その状態で革製品が冷えると、浸透しきれなかったオイルが固まって、表面が白っぽくなる場合もありますよ」(山添)。

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手が良く触れる部分は
味の出方が違います。


スタッフ・岡野
「ヌメ革キーケース オーク」
相棒歴 2年3ヶ月

使い方:
「味を出したくてオークを選びました。会社と自宅の鍵を付けているので、毎日朝夕使用。以前は店舗にいたので店舗の鍵も付けていたんですけれど・・・。ある土砂降りの日、店舗の鍵を開けていたらお客さまからふいに開店時間を聞かれ、びっくりしてキーケースを道に落としてしまって! びしょ濡れのキーケースを前に、お客さまと二人で笑い合った記憶があります。現在は企画担当ですが、使うたびにその笑顔を思い出し、原点に立ち戻れるんですよ」

お手入れ:
「びしょ濡れにしたときのフォローがまずかったのか、しっとり感がちょっとなくなってきて。エイジングも進みづらくなってしまったような・・・。なるべく乾燥を防ぎたいので、にぎにぎ握ったり、月に一度はオイルケアを行ったりしています」


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入れるのは
ペン3本と消しゴム程度。


スタッフ・上野 
「ヌメ革ファスナーペンケース チョコ」
相棒歴 2年7ヶ月

使い方:
「通勤鞄に入れて、オンオフ問わず持ち歩いています。購入のきっかけは、美しく使われていた先輩のペンケースを見て。形崩れしないよう、*あまり中身を詰め込まずに使い続けています。鞄の中でも立てていることが多いですね」

お手入れ:
「乾いた布でこまめに拭き、つやが出るように磨きます。また、オイルケアはもちろん、手でも良く触れていますね。そうすることで、まさに色名の表すチョコレートのような自然な味が出るような気がして」


*買った時のような状態をなるべく持続したいなら、入れるものは適量を守りましょう。「革製品は、荷物の重さや詰め過ぎによる負荷によっても、形崩れが起こることがあります」(山添)。

ナチューラ ヌメ革ファスナーペンケース 閉じる

カードや紙幣など
平らなものだけ入れるメイン財布。


スタッフ・大貫 
「ヌメ革Lファスナー オーク」
相棒歴 1年11ヶ月

使い方:
「女性に人気の色であるオークを選びました。メインのお財布として使っていますが、小銭入れに小銭は入れず、カード16枚程度と紙幣、領収書のみ携帯。小銭入れは別にして、必要以上に膨らむのを避けています。また、一緒に持ち歩くポーチの引き手などで傷がつかないよう、鞄の中で隣り合わせにしないことを意識していますね」

お手入れ:
「電車に乗っている時など、暇な時間を使って手でなでるだけ。後は*3ヶ月に1度のオイルケアです」


*オイルケアはおおむね1~2ヶ月に1度が目安。ただ、革の種類や使い方、状態、目指す味の出方によっても変わります。「どんな状態を目指すかにもよりますが、オイルケアの頻度はもう少し上げてもいいかもしれませんね。『ヌメ革Lファスナー』なら、角の部分がかさかさしやすいですよ」(山添)。

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手のひらいっぱいに味わえる
リッチな一枚革の味。


スタッフ・上野 
「ヌメ革ブックカバー・文庫サイズ ブラウン」
相棒歴 3年6ヶ月

使い方:
「もともと読書好きですが、もっと楽しみたくて、本をよく読んでいる通勤用に購入。普段から鞄に入れています。挟む文庫本は1〜1.5cm程度の厚さで、あまり分厚くないものを」

お手入れ:
「オイルケアはかさつきが気になった時にする程度。メインのお手入れは、読書中に触れることです。あくまで自然に・・・。贅沢に一枚革で仕立てられているから、手のひらいっぱいにフラットな革の触り心地を楽しめます。また、色や硬さがじっくり変化していくのも、ブックカバーのような日々、手のひらで包み込むものの魅力だと思います」


ナチューラ ヌメ革ブックカバー 文庫サイズ 閉じる

味の深まりで雨シミが好転。
偶然の喜びがありました。


味の深まりで雨シミが好転。
偶然の喜びがありました。

使い方:
「会社でランチに出る時の、身軽なお財布です。使っているうちに色が深まり、*最初の頃に付けた雨シミが気にならなくなって、まるで別の色のように変わってきました」

お手入れ:
「気が付いたら他の製品と一緒にオイルケアをする程度。1ヶ月に1度くらいでしょうか。クリームをなじませた直後の滑らかさが好きです」


スタッフ・中村
「ヌメ革Lファスナー オレンジ(WEB限定)」
相棒歴 2年9ヶ月

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えぐれた傷も僕らしさ。
オイルケアもマイペースに。


スタッフ・杉田
「ヌメ革Lファスナー ブラウン」
相棒歴 3年7ヶ月

使い方:
「入社前から使っていますが、だいぶ傷だらけ。でもそんな、*えぐれた傷が多いところが好きです。パンツのヒップポケットへ入れて持ち歩くことが多いですね。近所へぶらりと行くときは、スマホと一緒に手に持つことも。紙幣1枚、小銭10枚程度、カード5枚くらいで、あまり中身は多くない方です」

お手入れ:
「購入当初は入社前で、あまりメンテナンスの知識もなく・・・。2年後にようやくオイルケアをしました。現在は月に1度くらい。手に持つことも多いので、時間ができたらさすっています」


*「スタッフの相棒を見ていると、十人十色の色つやに、持ち主の性格が現れるような?」と山添。色の深まりや傷などから、愛用者のキャラクターが想像できるのも面白いのだとか。

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毎日使って付く傷は
指でなじませる。


スタッフ・日野
「ヌメ革キーホルダー チョコ」
相棒歴 2年5ヶ月

使い方:
「日々の通勤で乗る車の鍵を付けています。携帯するときは通勤鞄の中に。入れる場所は、特に気にしていません」

お手入れ:
「最初の頃は傷が付くたびに気になって、*指で何度も何度もなじませていました。だからか、どんどんつやが増していって、現在の状態に。オイルケアは3ヶ月に1度くらい、コロニルの専用クリームを塗っています。あとは気まぐれに手でさするぐらいですが、毎日使うからか、自然とつやが深まっているような・・・」


*表面についた小傷程度なら、指でさすればなじむものも。その際、傷部分を内側から押し上げるようにして、外から押してなじませるのがこつです。「引っ張ると革が伸び、ゆがみの原因になります」(山添)。

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最初に動物性オイルで色を深め
後は基本的なお手入れのみ。


スタッフ・對馬
「ヌメ革キーケース オーク」
相棒歴 3年6ヶ月

使い方:
「鞄に内装ポケットがあれば、その中へ。一度、鞄の中でペットボトルの結露に触れて水玉模様をつくってしまい・・・。それ以来、ペットボトルには要注意。いつもその水シミが気になって仕方なかったのですが、今はそれも分からないくらい全体の色が深く変化しました」

お手入れ:
「しっとりとした肌触りが好みだったので、新品にすぐ *動物性のオイルを塗りました。いつもはコロニルの専用クリーム派です。3年間ほど毎日使い、予想以上につやが出てきて驚いています。というのも、手が乾燥しているからか、私が持っている他の皮革製品はあまりつやが出ないんです。最初に使ったオイルの影響でしょうか。あとは、ふとしたときに乾いた布で磨いています」


*オイルケアでは、使うオイルの種類によっても味の出方は変わります。革用のオイルは、動物性・植物性・鉱物性の油脂を数種類混合したものが多く、大きく分けて動物性がベースのものと植物性がベースのものに分かれます。土屋鞄で扱っている「コロニル シュプリームクリームデラックス」は植物性がベースのタイプ。「對馬さんが最初に使ったオイルは動物性。動物性のものの多くは、ぐっと味が深まりやすいという特徴があります。少しずつ味を出したいなら、植物性のものをおすすめしますよ」(山添)

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携帯用のペンケースは
防水ケア必須です。


スタッフ・前田 
「ヌメ革ファスナーペンケース ブラウン」
相棒歴 3年2ヶ月

使い方:
「広報という仕事柄、外出することも多いのと、社外の方に会う機会も多いので、ペンを裸で持ち歩くよりも・・・と購入。中身はペン4本。外出するときだけ鞄に入れて持ち歩き、他の時間は机の中に入れています。」

お手入れ:
「毎日触れるわけではないから、味はこれから。一つ悔いが残っているのは、*初めに防水スプレーをしておけば良かったなということ。使い始めの頃、鞄の中でペットボトルの水滴に触れ、水シミができてしまったんです。オイルケアで色が深まれば多少気にはならなくなりそうですが、きれいに使うなら不可欠ですね」


*最初の防水ケアについて、詳しくは「水や汚れから守る、防水メンテナンス」をどうぞ。雨の日だけでなく、不意の水シミや汚れからも防水スプレーは保護してくれますよ。

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夫婦で同時期にペアにして
違う味を楽しむ。


スタッフ・満澤
「ヌメ革キーホルダー オーク」
相棒歴 9ヶ月

使い方:
「2人でおそろいにして、毎日携帯。鞄の取り出しやすいポケットに、がさっと入れて、特に傷やシミなどは気にしていません。自転車・自宅・職場のデスクの鍵の、3本を付けています」

お手入れ:
「夫はケアせず、私の方が週に一度はオイルを塗り、黒ずみが気になったら乾いた布で拭くなど一所懸命。でも、なぜか夫の方がぴかぴか・・・。毎日2人とも定位置に隣同士で置くので、全然違う味を眺めながら日々楽しんでいます」


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日々、手が触れる部分は
味の出方が違います。


スタッフ・岡野 
「ヌメ革ファスナーペンケース ブラウン」
相棒歴 2年9ヶ月

使い方:
「絶妙なカーブの握り心地と、開けたときに床面がのぞくところが好きです。日頃は会社のデスクに置いて、気合いを入れたいミーティング時などに持ち歩いています。形崩れしないよう、中身はあまり入れ過ぎないのもポイント」

お手入れ:
「使いながら味が増すことを楽しんでいます。日々、手が触れるファスナー部分やカーブを描くところは色が変わったり、つやが増したり。自然な変化も味の魅力だと思うので。ただ、月に一度はオイルケアをして乾燥を防いでいます」


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日常の道具だから扱いはラフ。
傷も汚れも自分らしさ。


スタッフ・古家
「ヌメ革キーケース ブラウン」
相棒歴 5年5ヶ月

使い方:
「自宅と自転車の鍵を付け、毎日使用。雨の日は施錠・解錠時に濡れますが、雨ぐらいなら気にしません。持ち歩きは鞄へ入れて。鞄の中で探すストレスをなくしたいので、小さめの内ポケットへキーケースのみ入れるようにしています。だからか、ラフに使って傷は付いているけど、形崩れはほぼ見られません」

お手入れ:
「他の革製品のお手入れと一緒に、1〜2ヶ月に1度、オイルケアする程度。一気に行うことで、次に使う出勤時が楽しみになるんです。また、長く使って傷やかすれが出てきたところは、ふとしたときに指の腹で『なじめ、なじめ』と願いながら触れています。付き合いも5年目、*傷も汚れも味に感じられるようになってきました」


*きれいに使わねばと意気込み過ぎないことが味の醍醐味、と山添。使用中に付く傷も汚れも、時間をかけてそのうちに自分らしくなっていく・・・と、おおらかに構えているくらいが、ちょうどいい。

ナチューラ ヌメ革キーケース 閉じる

まずは日々の小さな必需品で
ちょっとずつ味を育ててみませんか。

革の味、ちょっと味わいたい。まずは何から使ってみよう・・・。そう思ったときにおすすめなのが、今回ご紹介した「ナチューラ」シリーズです。

中でも必要最小限のお金やカード類が手のひらに収まる「ヌメ革Lファスナー」は、スタッフの多くが愛用中。深まった味を見せ合ったり、一人でにんまり眺めたり・・・。女性の手にもなじむ「ヌメ革キーホルダー」も人気です。財布と同じくお出掛けのたびに携帯するので、手にする機会が多く、味と共に触り心地も楽しめるでしょう。

ちなみに革小物は、お手入れ入門にもグッド。メンテナンスをする範囲が狭いので、ささっとブラッシングをして、オイルを塗り込めばOK。10分ほどで済むから手軽で、ますます深まる味にうれしくなるはず。

今回は、ここまで。“味”の楽しみを、ちょっとお裾分けしました。それぞれの革製品が深めていく唯一無二の味。それは、ぴかぴかの新品にはまだない魅力。味わうほど、ますます愛おしくなりますよ。


※本コンテンツに登場するスタッフの相棒の「相棒歴」は2019年7月現在のものです。

今回ご紹介したシリーズ「Natura(ナチューラ)」


併せて読みたいコンテンツ

深まる革製品の味を、写真でたっぷりじっくりお楽しみいただける。土屋鞄のギャラリーへ、ようこそ。

Aging Garelly

土屋鞄スタッフが、自身の相棒との日々を語ります。それぞれの革製品との付き合い方とは。

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