1. MY FAVORITE PATINA 真鍮ボールペン

「fe factory 鉄ボー『ちびえん』六角古美(濃茶)」

STAFF / YUKIKO SEKIGUCHI
愛用歴3年

自分の持ち方のクセまで刻まれてゆく、
真鍮のボールペン。


3年前のクリスマスにプレゼントされた、真鍮製のボールペン。蔵前にある文具店「カキモリ」で目にし、その愛らしい形と真鍮の質感、そしてすらすらと流れるような書き味に惚れ込んで以来、ずっと欲しくて憧れていた。キャップは元々なかったので、1年前に後輩がつくってくれたもの。それがまた気に入って、ますます手放せなくなっている。

最初は古美仕上げの濃茶色だった胴軸は、まず六角形の角が擦れ、さらにいつも持つところが次第にかすれてきて温かな真鍮の地が覗いてきた。自分でも意識していなかった持ち方のクセが、そうした味わいとなって表れてくるのが面白い。革のキャップもだいぶ馴染んできて、表面には艶が出てきた。真鍮と革がエイジングの競争をしているようで、毎日見るのが楽しい。

リフィル(替芯)は、後ろにねじ込まれた栓を専用の六角レンチでぐるぐると回して外し、取り替える。面倒なようだけど、実はこのひと手間がとても楽しい。つくり手の遊び心を感じるし、栓がネジ山を昇り降りするときの僅かなきしみが手に心地よい。

このペンは見た目だけでなく、持ち心地にも味わいを感じて全然飽きが来ない。あまりに自分の日常に馴染みすぎて、気づけば休日もポケットやポーチに入れて持ち歩いている。地の真鍮が渋い風合いになるまで、ずっと手にしていたいと思う。

「fe factory 鉄ボー」
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「ものづくりを訪ねる。」
文房具専門店「カキモリ」篇はこちら >


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