1. 絵になる街 横浜
絵になる街 横浜

絵になる街 横浜

1859年の開港以来、様々な文化を受け入れてきた横浜。当時の建造物や老舗の飲食店など、今も歴史が色濃く残る街には、思わず足を止めてシャッターを押したくなる風景があります。

行き交う人々や時代の変化に想いを馳せつつ、「今の横浜」をファインダーから覗いてみませんか?
絵になる街 横浜を、カメラの視点でご案内します。



クラシックな近代建築

明治初頭に完成した、日本で最初の近代道路・日本大通り。街路樹と広い道幅が心地よいこの通りには、当時人力車が行き交っていたという。現在は当時の様式を模して再建された近代建築が立ち並び、風格のある堂々とした佇まいが眺めるに楽しい一帯だ。外観はもちろんのこと、中に立ち入ってみれば驚くほど細やかな復刻が施されている。旧横浜商工奨励館を保存・活用する横浜情報文化センターも、その一つだ。



耐震補強は行いつつも、空気は当時のままに。4階建の旧横浜商工奨励館には、材料に全て再建前のものを使用した大階段や、天井を飾る独特のカーブ、床を飾るタイルの意匠に、旧貴賓室の細かなしつらいなど、当時を意識した様々な技巧が凝らされている。現在と異なる時代の潮流を感じながら、一つずつ丁寧に味わいたい。

横浜情報文化センター

横浜市中区日本大通11番地/
045-664-3737 /
http://www.idec.or.jp/shisetsu/jouhou/
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食パン発祥の地

古くから外国人が居留していたため、パン屋の浸透が早かった横浜。なんと、日本人による製パン発祥の地でもある。年に一度山下公園をメイン会場として行われる横浜一帯のお祭りでは、地域のパン屋が集結してパン祭りを行うほど、横浜とパンの関係は深い。1888年より代々受け継がれてきたウチキパンも、この地で時を重ねてきた。



「イングランド」という独自の製法で作られた食パンが創業当初からの看板商品。「場所柄、買ってすぐ食べるお客様が多い」との理由で食べやすい形をしているアップルパイもおすすめだ。



店主が心がける“飽きの来ない、また食べたくなるパン”が、地域に根付く理由だろう。特徴的なロゴや看板は、外国のデザイナーによるもの。ずらりと並んだパンを背景に「ウチキパン」のロゴが映えるガラス壁は、懐かしいながらもどこかモダンな雰囲気を漂わせる。

ウチキパン

横浜市中区元町1-50 /
045-641-1161 / 9:00~19:00 /
定休日:毎週月曜日
http://www.uchikipan.com/
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港の風景

横浜を包む、海と空。たくさんの船や鳥が行き交う青い景色は、訪れる人をゆったりと癒してくれる。船舶の仕様に見入るのもよし、カモメの優雅さに見惚れるのもよし、ぼーっと海を眺める人々を観察するのもよし。港のある街には、シャッターを押したい風景が広がっている。



山下公園に係留されているのは、重要文化財の日本郵船・氷川丸。1930年の竣工以来様々な時代を渡り泳いできたその姿は、「悠然」という言葉がよく似合う。客室や食堂、操舵室なども乗船見学することができるので、自分なりのお気に入りスポットを決め、渾身の1枚をおさめてみたい。

日本郵船氷川丸

神奈川県横浜市中区山下町山下公園地先
045-641-4362 /
http://www.nyk.com/rekishi/
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何度も行きたい老舗喫茶店

一歩足を踏み入れれば、まるでタイムスリップしたかのよう。横浜に数多く残る老舗の純喫茶は、街全体のレトロな雰囲気を育むような佇まいだ。古き良き時代を思わせる店内は、行くたびに懐かしく、どこか新鮮にも感じるだろう。ゆっくりと静かにくつろぎたいとき、思い浮かぶ場所があると嬉しい。



1階は喫茶店、2階はバー、3階はフレンチ、4階と5階は宴会場……となんとも多彩な展開の馬車道 十番館。「お客様と末永くご縁を育みたい」との思いから、体に優しい食材のみを使って新鮮な内に提供するポリシーだ。



三世代で訪れるお客様も多く、長年積み重ねてきた信頼のほどが客層に表れている。赤いレンガやステンドグラス、案内板や外灯など、視界を彩るのは風情に溢れるものばかり。優雅でありながらどこか安心する、まさに横浜を代表するような喫茶店だ。

馬車道 十番館

神奈川県横浜市中区常盤町5-67
045-651-2621 / 10:00~22:00
http://www.yokohama-jyubankan.co.jp/
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横浜を見守る3塔

キング・クイーン・ジャック。昭和初期に横浜を訪れた外国の船員が、トランプのカードに見立てて名付けたという3つの塔。一際高いところから横浜を見守るこのシンボルは、昔は入港してくる船にとって大事な目印となっていた。



ジャックと呼ばれるのは、重要文化財である横浜市開港記念会館。クイーンは緑色のドームが目印の横浜税関。キングは登録有形文化財に認定されている神奈川県庁本庁舎。“3塔同時に見られるスポットを、1日で全て巡ると願いが叶う”という云われに従ってみるのも楽しいだろう。夜景も美しいこの3塔。お気に入りの時間帯に、遠くから、近くから、あなたなりの角度でとらえてみては。

ジャックの塔(横浜市開港記念会館)

クイーンの塔(横浜税関)

キングの塔(神奈川県庁本庁舎)



土屋鞄製造所・横浜店

横浜スタジアムや中華街など、様々な観光スポットが並ぶ大さん橋通り。その一角に建つアントニン・レーモンド氏建設のKRCビルに、土屋鞄製造所・横浜店はあります。仕事帰りや観光の合間にお立ち寄りいただくお客様と共に、間もなく4年を迎える横浜店。木漏れ日を携えた、季節の移り変わりを感じられるガラス張りの路面店です。



店内には木製のルーバーが立ち、空間を断ち過ぎず適度に分割。見通しの良い開放感たっぷりの店内で、ぜひお気に入りを探してみてください。革の展示スペースや知識豊富なスタッフなど、通の方にはもちろん、「革は好きだけれど、あまり詳しくない……」そんなお客様にもきっと楽しんでいただけることと思います。

土屋鞄製造所 横浜店

神奈川県横浜市中区日本大通18 KRCビル1F
045-227-8508 (店舗直通)/ 11:00~19:00
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は水曜休)
(年末年始・臨時休業あり)
店舗情報はこちら>>
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「絵になる街 横浜」、前編と後編に渡って
おすすめのスポットをご紹介させていただきました。
これぞ、と思う一枚が撮れたら、
ぜひ横浜店のスタッフに教えてくださいね。

歴史の色濃く残る街で、皆様のことをお待ちしております。

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