1. 革とながく付き合うために 粉吹き編

保管していていたことをうっかり忘れてしまった鞄、みなさまもお持ちではないですか?
革アイテムではたまに、いざ取り出してみたら革の表面が白くなってしまっていた、なんてことがあります。
これは「ブルーム」と呼ばれる現象。

一見すると白く粉を吹いたようですが、実はこれ、表面に残ったオイルやロウなのです。

温度や湿度の大きな変化の影響で、革の中のオイルやロウが表面に滲みでたことが原因です。
また、オイルケアの時にオイルを付け過ぎてしまった場合にも、浸透しきれなかった分が表面に残り、固まって白くなってしまいます。

ケアはいたって簡単。
用意するものは馬毛の革用ブラシと、柔らかな布。
まずは革用ブラシで白い粉や皮膜を払います。

次に柔らかな布で白さが消えるまで優しく、繰り返し乾拭きをして仕上げです。
小物ならブラシのあと、手のひらや指先で温めてオイルを馴染ませても大丈夫。

予防としては、なんといってもとにかくマメに使うこと。
今回ご紹介した「ブルーム」の他にも、過度の乾燥やカビが生えてしまう場合もあります。

保管したとしても、ぜひたまには様子を見てあげてくださいね。
保管の方法はこちらよりご覧ください。

使い込むほどに、味わいもじんわり増してゆく革アイテム。
ぜひこまめに使って革を自分だけの表情に育てながら、トラブルの予防もしてみてください。

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