1. 細部まで手をかけたつくり。

OTONA RANDSELは、その名の通り子ども用のランドセルから着想を得ています。
「子ども用のランドセルは、6年間型崩れすることなく使えるよう、丈夫に仕立てています。
その丈夫さは、OTONA RANDSELでも大事にしたかった点。仕事の良きパートナーとして、
長くお使いいただきたいですから」と話すのは、
OTONA RANDSELの製造を担当する土屋鞄の職人・玉川。
デザイナーやほかの職人らとともに、OTONA RANDSELを生み出しました。

ビジネスの場で大人が使うランドセル。
OTONA RANDSELはビジネススタイルに合うよう、スマートな印象に感じていただけるように仕上げています。
それを支えているのは、細部への追求。使う方を想像しながらこだわった点を、いくつかご紹介します。

OTONA RANDSELは、強度を増すために革や芯材を重ねているパーツがあります。
たとえば肩ベルト。なかに、革を伸びにくくするための芯材が入っています。
何枚も重ねると厚みが増し、芯材の存在感が強くなってしまい美しくありません。
そこで革を部分的に漉いて、厚みを調整して縫製。
芯材が入っていることを感じさせないように工夫しています。
そうすることで工程数は増えますが、丈夫で美しく仕上がります。

こうした細かい工程の積み重ねが、鞄から感じるスマートな印象や心地よさ、
そして長く使いたいと思っていただけることに少しでもつながるのではと思っています。

それぞれのパーツには、切り目とステッチの間に熱で細い線を入れる念引きという作業を施しています。
念(熱で入れた細い線)を入れると全体がぐっと引き締まって、シャープな印象になるんです。
スーツ姿で持ったときに鞄がスタイルになじむようにするための、大事なポイントです。

念の入れ方は手で線を引くように入れる方法や、型押しのように入れる方法があります。
いちばん目立つ、ランドセルの象徴ともいえるフラップ(カブセ)は、手で念を引いて入れました。
手で入れると、ごくわずかなゆらぎがでるんです。職人が神経を集中させて引いた、緊張感のある念。
パーツの形に合わせて押して念を入れる方法は均一に仕上がりますが、 それとは違った味わいが出るように思います。何か意志を感じる、静かな主張というか。

見た目ではっきりと違いがわかるものではないのですが、
そういうささやかな“人間味”があるところも、こだわりのひとつです。

OTONA RANDSELの細部への追求が、持つ方の内面にも通ずるというか、
その方の仕事観にもつながるような鞄であってほしい。使う方をそっと惹き立てる、そんな存在でありたいですね。

鞄の仕様詳細は、ぜひ商品ページ店頭ご覧ください。

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