名古屋の街の、レトロモダンを探して

大都会の華やかなイメージに包まれる、名古屋の街。
でも中心部の喧騒からちょっと離れてみると、
どこか懐かしさや温かさに満ちる、心惹かれるスポットが点在しています。

閑静な住宅街を歩くと、大正期に建てられた古い洋館が佇んでいたり。
細い路地に入れば、50年近くの歳月を重ねてきた喫茶店が顔をのぞかせたり。

そんなレトロモダンの薫り漂うスポットに心躍らせながら、
名古屋の街をぶらりと巡ってみませんか。

お店を構えて、47年。地元で長く愛されているのが「コーヒーハウス かこ 花車本店」です。飴色の木のカウンター、自家焙煎の香り高い珈琲、店主のチャーミングな笑顔。そんな古き良き喫茶店の魅力にあふれ、店内では店主と常連客の会話が、BGMのように心地良く流れています。

名古屋のお店らしく朝は7時開店と、出勤やお出掛けの前に、ゆっくりと心落ち着く時間を過ごせるのもうれしいところ。丁寧に入れてくれる温かな飲み物と優しい甘さの小倉トーストを頬張れば、これから始まる新しい一日を気持ちよくスタートできそうです。

お店を構えて、47年。地元で長く愛されているのが「コーヒーハウス かこ 花車本店」です。飴色の木のカウンター、自家焙煎の香り高い珈琲、店主のチャーミングな笑顔。そんな古き良き喫茶店の魅力にあふれ、店内では店主と常連客の会話が、BGMのように心地良く流れています。

名古屋のお店らしく朝は7時開店と、出勤やお出掛けの前に、ゆっくりと心落ち着く時間を過ごせるのもうれしいところ。丁寧に入れてくれる温かな飲み物と優しい甘さの小倉トーストを頬張れば、これから始まる新しい一日を気持ちよくスタートできそうです。

コーヒーハウス かこ 花車本店

名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館 1F
Tel 052-586-0239
営業時間 [月~金] 7:00~19:00 [土・日・祝] 7:00~17:00
無休
地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩2分

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名古屋の近代化の歩みを伝える歴史的建造物が数多く残る、「文化のみち」エリア。その一角にひっそりと佇むのが、大正期に建てられ、色とりどりのステンドグラスで彩られる「橦木館」(しゅもくかん)です。陶磁器商・井元為三郎氏が暮らしていた和館と、商談やおもてなしの場に使われていた洋館とに分かれ、一歩足を踏み入れると、当時の面影が色濃く残るノスタルジーな空間が広がっています。

かつては海外からやって来たバイヤーらを歓待し、チェスやビリヤードなどの遊びを興じる華やかな部屋だったという、洋館2階の「旧娯楽室」。昔も今も、鮮やかな色味を帯びるステンドグラスが大きな存在感を放ちます。窓辺から穏やかな日差しが降り注げば、ざらりとしたガラスの粒がきらめき、その幻想的な雰囲気に、しばし見とれてしまいます。

名古屋の近代化の歩みを伝える歴史的建造物が数多く残る、「文化のみち」エリア。その一角にひっそりと佇むのが、大正期に建てられ、色とりどりのステンドグラスで彩られる「橦木館」(しゅもくかん)です。陶磁器商・井元為三郎氏が暮らしていた和館と、商談やおもてなしの場に使われていた洋館とに分かれ、一歩足を踏み入れると、当時の面影が色濃く残るノスタルジーな空間が広がっています。

かつては海外からやって来たバイヤーらを歓待し、チェスやビリヤードなどの遊びを興じる華やかな部屋だったという、洋館2階の「旧娯楽室」。昔も今も、鮮やかな色味を帯びるステンドグラスが大きな存在感を放ちます。窓辺から穏やかな日差しが降り注げば、ざらりとしたガラスの粒がきらめき、その幻想的な雰囲気に、しばし見とれてしまいます。

文化のみち橦木館

名古屋市東区橦木町2-18
Tel 052-939-2850
開館時間 10:00〜17:00
月曜日休み(祝日の場合は翌平日)
地下鉄桜通線「高岳」駅より徒歩10分
名鉄瀬戸線「尼ヶ坂」駅より徒歩12分

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最寄りの「池下」駅を降りて住宅街を歩いていくと、小さな森のような場所が見えてきます。こんもりとした草木に埋もれるように建つ、まるで隠れ家のような「爲三郎記念館」。昭和の初めに建てられた数寄屋造りの母屋と茶室、庭園から成るこの場所は、元々は名古屋を代表する実業家の一人、古川爲三郎氏が晩年を過ごした邸宅でした。

母屋の中をゆっくりと歩きながら、思わず立ち止まって眺めてしまうのは、各部屋にあしらわれた意匠の数々。木曽の山々を表現した欄間や瓢(ひさご)柄の襖(ふすま)など、自然の風景を切り取った細やかなつくりからは、職人技の温かみと、現代にも通じる粋でモダンな雰囲気が漂います。

最寄りの「池下」駅を降りて住宅街を歩いていくと、小さな森のような場所が見えてきます。こんもりとした草木に埋もれるように建つ、まるで隠れ家のような「爲三郎記念館」。昭和の初めに建てられた数寄屋造りの母屋と茶室、庭園から成るこの場所は、元々は名古屋を代表する実業家の一人、古川爲三郎氏が晩年を過ごした邸宅でした。

母屋の中をゆっくりと歩きながら、思わず立ち止まって眺めてしまうのは、各部屋にあしらわれた意匠の数々。木曽の山々を表現した欄間や瓢(ひさご)柄の襖(ふすま)など、自然の風景を切り取った細やかなつくりからは、職人技の温かみと、現代にも通じる粋でモダンな雰囲気が漂います。

そんな贅沢な空間の一角で、甘味をいただいたり。みずみずしい空気に満ちる庭園で、草木を眺めたり。ほろりと心がほぐれるような、ゆったりと静かな時間が流れます。

爲三郎氏は芸術文化にも造詣が深く、100歳を迎えた1991年に個人のコレクションを収めた「古川美術館」を開館。「爲三郎記念館」は、その分館となります。

爲三郎記念館

名古屋市千種区池下町2-50
Tel 052-763-1991
開館時間 10:00〜17:00
月曜日・展示替期間休み
地下鉄東山線「池下」駅より徒歩3分

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“布を広げてみるまでは分からない、模様の偶然性を楽しむ”。そんな特徴を持つ「有松・鳴海絞り」(染めもの)は、江戸時代から続く名古屋の伝統工芸の一つ。その産地として知られ、東海道の昔懐かしい風情を残す有松エリアに、女性職人の2人が始めたお店「まり木綿」があります。

代々受け継がれてきたのは、三角形に折りたたんだ布を二枚の木板で挟み、染め上げていくという昔ながらの技法。そこに現代の暮らしになじむ若い感性を織り交ぜ、日常使いにうれしい手ぬぐいやポーチなどをつくっています。自分用にはもちろん、手土産にも喜ばれる一品です。

“布を広げてみるまでは分からない、模様の偶然性を楽しむ”。そんな特徴を持つ「有松・鳴海絞り」(染めもの)は、江戸時代から続く名古屋の伝統工芸の一つ。その産地として知られ、東海道の昔懐かしい風情を残す有松エリアに、女性職人の2人が始めたお店「まり木綿」があります。

代々受け継がれてきたのは、三角形に折りたたんだ布を二枚の木板で挟み、染め上げていくという昔ながらの技法。そこに現代の暮らしになじむ若い感性を織り交ぜ、日常使いにうれしい手ぬぐいやポーチなどをつくっています。自分用にはもちろん、手土産にも喜ばれる一品です。

まり木綿

名古屋市緑区有松1901
Tel 052-693-9030
営業時間10:00~18:00
火曜日〜木曜日休み
名鉄名古屋本線「有松」駅より徒歩2分

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名古屋駅にほど近い商業施設「ミッドランドスクエア」内にある「土屋鞄製造所 名古屋店」。このお店も実は、明治から大正にかけての欧米建築と日本の匠の技を融合させた、“レトロモダン”な空間で皆さまをお出迎えしています。

重厚なレンガやシックな色合いのステンドグラスをアクセントに、温かな雰囲気と革の芳醇な香りに満ちあふれる店内。お出掛け帰りやお仕事帰りにも、立ち寄りやすい場所にございます。どうぞお気軽にご来店ください。

名古屋店の詳細はこちら

名古屋駅にほど近い商業施設「ミッドランドスクエア」内にある「土屋鞄製造所 名古屋店」。このお店も実は、明治から大正にかけての欧米建築と日本の匠の技を融合させた、“レトロモダン”な空間で皆さまをお出迎えしています。

重厚なレンガやシックな色合いのステンドグラスをアクセントに、温かな雰囲気と革の芳醇な香りに満ちあふれる店内。お出掛け帰りやお仕事帰りにも、立ち寄りやすい場所にございます。どうぞお気軽にご来店ください。

土屋鞄製造所 名古屋店

名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエアB1F
Tel 052-589-1250
営業時間 11:00~20:00
無休(1/1を除く)
JR「名古屋」駅より徒歩5分

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緑が緩やかに濃くなって、街歩きが楽しい季節。
郷愁に駆られる昔懐かしい場所や、
昔と今が心地良く同居する場所を訪ねて、
名古屋の街のレトロモダンに触れてみませんか。

緑が緩やかに濃くなって、街歩きが楽しい季節。
郷愁に駆られる昔懐かしい場所や、
昔と今が心地良く同居する場所を訪ねて、
名古屋の街のレトロモダンに触れてみませんか。

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